先日、二夜連続で上戸 彩主演の「李香蘭」がTV東京系で放映されました。
18年前に沢口靖子でまったく同じように、山口淑子の自伝をドラマ化した「さよなら李香蘭」を見ていますので今回も期待していました。どっちが似てる?配役は?
楽しみがいっぱいです。
幸か不幸か、風邪をひき、家でまったり過ごす時間が長かったため
18年前のビデオまで再度見直し(といっても、もう擦り切れるほど見てますが)
比べてみました。
興味のある方はご覧ください。
まずは18年前の沢口靖子の李香蘭(本名:山口淑子)
似てます~。大きな目の華やかな顔立ちがそっくりだと、当時も思いましたが、
とっても清潔感のある李香蘭でした。
改めて見直すと、超アップ映像がとっても多い。
制作側の人たちも「似てる~」と思いながら撮っていたんだろうなあ。
歌は彼女の本職ではありませんが、私個人はすごくいい出来だと思いました。
もともとソプラノだし、透明感のある高音の響きがとってもきれいでした。
楽譜の音符の通り、丁寧に歌っているという印象。
そして今回の上戸 彩の李香蘭。
ワタシには沢口靖子の印象が強すぎて、「ちょっと地味?」という第一印象。
でも演技はなかなかで高感度大です。
チャイナドレスが抜群に似合っていました。裾のスリットも上戸彩の方が深かった(笑)
歌は彼女の方がうまいかも。ドラマの主題化とかけっこう歌ってるし。
聞けば聞くほど「うまいじゃない~!」と思わせる歌い方です。
一部吹き替えもあったようですが。
パワフルではないので 『耳に飛び込んできた瞬間ドキッ!』 というのでないのが損しているかなあ。
どちらが好みかは人により違いそうです。
次は彼女の周りの重要人物たち。
まずは男装の麗人・東洋のマタ・ハリ、川島芳子
「え~っ、山田邦子?」と、当時びっくりしたものですが、
立ち居振る舞い、かもし出す雰囲気、いさぎよさなど、たぶん本物に近いんじゃないかな~、と思わせる、いい感じでした。
芝居がかった演技が(芝居ですが)芳子らしい。決してミスキャストじゃないですね。
今回は菊川 怜。
見た目的には最高。かっこいいです。
ただ、おんな女した部分が透けて見えすぎの演出でした。
だからこそ彼女は助からない、銃殺になったんだ、と納得はいきますが。
どういう風に描くのかは番組を作る側の好みでしょうが、
私は外見は菊川怜、中身は山田邦子の「川島芳子」が見てみたいです。
そして影の大物。夜の満州を支配するという甘粕正彦。
鶴ちゃ~ん!私はこのドラマで彼を見る目が変わったのです。
しぶい! 複雑な人物を最低限のセリフと表情で、見事に演じていました。
そして今回は中村獅童。私はこの人の芸達者なところが大好き!
雰囲気は鶴ちゃんよりこちらの方が甘粕っぽいのかもしれませんが
実物より若すぎるし、甘粕の冷たい迫力は鶴ちゃんのほうが出ていたように思いました。でもどっちもイイ。
この時代は、作り物のドラマより事実の方がよっぽどドラマ的。
こんな作品をいっぱい作って欲しいのですが、視聴率は取れないんだろうなぁ・・・
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